待っていたの
帰る事が不可能にするには、この世界の人間と交わる事が必要だった。


「彩を、この世界に留まらせる為、王の義務……すべて言い訳にしか過ぎぬ」

「それはそうだね、でも俺は忠告したよ?顔を有効に使えって、ね」

パチンとウンイクを、白夜に投げつけると、心底嫌そうな顔をする。


「どうやって、使うんだ。どうしたら使えるんだ」

不思議そうに、栄達に尋ねる。
その顔は中学生のようだ。
「は?本気」



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