七狐幻想奇譚
いかにも都会人って感じの少年で、こんな田舎に来る事自体珍しい。



家庭の事情かもしれないが、何故かしっくりこなかった。全然見当違いな事を言ってしまったような――そんな感覚だ。






それでいて、どこか、懐かしいような感じがした。






そこまで考えてから、桃花は盛大なため息をつく。このまま進んでも何もない――戻ろうと振り返った時、目を疑った。






少年が、いた。






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