七狐幻想奇譚
相手から今まで一度もメールが送られた事もなければ、自分も送った事がない。



お互い無関心なはずだった。



無意識に震えながら開いたメールには、祭りの準備を切り上げてそっちいく。心配だから、とあった。



桃花は呆然と画面を見つめる。



腑に落ちない。


腑に落ちない。



だってありえない。きっとこれは別の誰かだ。誰かが、なりすましているんだ。







「あなたは誰なの……?」






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