「SOCCER~あなたのゴ-ルはどこですか~」
Play☆1

幼ななじみ

-ピピピッ-ピピピッ-

「ん…ぅるさぃ…。」

朝から,目覚まし時計じゃ起きない『佐倉舞』。

私は今日から大好きなあの人と同じ高校に入学し…。なんとなんと!登下校まで,一緒♪

こんなに嬉しい事はなぁい☆と浮かれてる間にも時間は,AM7時50分を過ぎました。

「は!?やばっ!」

うん。これはヤバイ…。

だって8時ちょうどの電車に乗らないと…。9時15分の電車…。かなりの遅刻が予想される。

「よしっ!髪は学校でしよう!」

入学初日にもかかわらず…。最悪な朝。

髪もメイクもしてないのに…。

-ガチャッ-

「いってきまぁす!!」

「行ってらっしゃい♪後で行くからねぇ。」

ぃやぃや。お母さんこなくていいよ…。

「って!マジやば!」


ただいまの時刻AM7時55分。

電車が来るまで5分…。








「はぁ…。はぁ…。」

佐倉舞…1ヶ月ぶりの全力疾走しました。

「お前馬鹿じゃん??」

な!っと思いきや…。

「は?馬鹿じゃないし!」

なんでこう言っちゃうかな…。私の馬鹿。

「俺の方が2つ年上で,頭よくて,スポ-ツ万能だし♪」

「だから??祐樹の自慢聞き飽きて,耳腐れたし。」

そう。私の大好きな人…。それは。

『佐倉祐樹』

お母さんの姉の次男で。

いとこ

です…。

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