私は先生
「あんたとヤルきなんて…ないわよ」


期待たせておいて
突き放す

「なぁーんだ。つまんないの」


雪は私にまたがりながら顔を遠ざける


「どいて」


「先生ってさ…」

私をグイッと引き上げ
真正面に向ける

「うざいよね…相変わらず。その態度だいっきらい」


「ありがと」


ここまで中の悪い二人ってか生徒と先生はいないだろう


子供を馬鹿にする先生

大人を馬鹿にする生徒


そして男と女
< 123 / 339 >

この作品をシェア

pagetop