私は先生
保健室の前に立ち鍵を差し込み…

ガラガラ…
人気のない保健室へ


鞄を脇に置いて椅子に腰かける

「ふぅ…」

ため息を軽くつく

「普通に…」

普通に私はしていればいい

「仕事しよう…」

重い腰を上げ
カーテンを一つづつ開けていく

まるで確認してるかのように

最後の場所までいき…
目を軽くつぶり…

シャー

「いない…」

ほっとする

普通になをか出来ていない…

きっと雪に会えば動揺するにきまってる…


「お願い…来ないで…」

ベッドを見ながら
雪に言ってるかの様に

呟く……
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