私は先生
硝子窓にある薬箱
それを開きカットバンを二枚取り出す

「怪我でもした?ほら…」

カットバンを今野に渡す

「……また悩み事?」

「大丈夫よ」

私の顔を覗く

「うそだぁ~あ!雪になんか言われた!?」

「えっ…」


ドキッとする私

「あれ?当たり?」

「違うわよ!!もう止めて!さぁ行きなさい…教室」

私はバダンと硝子扉を閉めた

顔に出さない様に…
慎重に作り笑いをした

「ん~ケチねーはいはい、きいますよ」

頭をかじりながらヒラヒラと手を出す

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