私は先生
コンコン

考え事をしていた時
ドアを叩く音


「やっほぅ♪」


軽く挨拶をする
入ってきたのは今野だった

雪と入れ違うかのように最近よく顔を出す



「なに?」

「愚痴を聞いてもらいにきたよー」


愚痴?


「なんのよ?」

「え~進路の」


進路?
そういえば…

月日はもう2月


今野たちは三年生
進路と卒業がある



「なっかなか決まらんのよ」


今野は「はぁ」とため息をつく


「就職しようかなぁ…ぁあー大学もいいよなぁ」



今野は天井を見つめ
嘆いていた
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