マジカルジュエリー
小さな生き物は口の端を上げ、
不気味にニヤリと笑う



「う、うるせぇ!怪物!」



男は大声を出し小さな生き物を睨みいう。



「怪物じゃねぇよ!妖精だ!バカヤロー!」



と小さな生き物は男とは比べ物にならないほど恐ろしい目付きで男を睨んだ。



男は青ざめながらもチッと舌打ちをし、立ち上がる。



城の窓の方へ向かったのだ。



そして…腕に持っていたキラキラと光る箱を窓の外へ…



投げた。
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