地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
プーーっと膨れていると、片手で両頬を潰される。
「ぶぶっ・・・!?」
「タコみてーー(笑)」
陸があははと笑い出す。
そ、そんなに面白い顔してたの!?
目をパチパチさせて陸を見上げる。
「来いよ。」
それだけ言うと今度は露天の方に連れて行かれる。
「えっ?陸っ?」
ぐいぐいと引かれて、着いたのは
あたしが見ていたリンゴ飴のところ・・・
「すいません、一つください。」
お店のおじさんにお金を渡し、飴を受け取る。
「杏、ほら」
買ったリンゴ飴を差し出した。