-KAORI-

『電話かい?』

おばちゃんは、あたしの前に塩を置いて言った。

「うん…。」

『お父さんかね。』

「うん…。」

『あかりも大変ねぇ。真由美とお父さんの事情で振り回されて。』

「でもあたしも、関係するかなって思う。かなぁ…。」

おばちゃんは、微笑むと自分用の紅茶をテーブルに置いた。
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