-KAORI-
『うんっ、そうそう、じゃね!うん、ばいばい!』
女の人は電話を切り、窓を開けた。
『なんか用ー?』
「あっ、あの隣の隣の者なんですけど…。」
『あぁ!今出るから!…おばぁちゃーんっ!』
後ろを向いて去っていく女の人を、目で追っていた。
ガチャ
ドアを開けた女の人は、髪の毛はふわふわの猫毛で、可愛い顔。
『おばあちゃん、ご飯作ってるから出れないって。お礼言いに来たわけ?』
「はい…。」