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プレゼント

必死で勉強をした。

でもなぜか頭に入らなかった。

中学はなんとかなったものの、塾ではいつも二位だった。

時々三位にもなることもあった。

そして周りの人の尊敬の目は消えていった。


「秀次君に前教えてもらったおかげで、成績がのびたんだ」


そんな嫌味さえ言われる。

ムカついた。


「くそ…!」


家に帰ってかばんを投げ捨てる。


「なんでだよ!!」


机を叩く。

その時机のはしに置いていたケータイが落ちた。

しばらく使っていない。

開けてみると一件メールが来ていた。
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