CHAT
「木崎…君?」

「お見舞いに来たよ、星野さん」


私は急いで髪をととのえた。

あまり顔を見られないように、布団で顔を隠す。


「どうして…?」

「最近学校に来ないから心配で…」


二人に変な空気が流れる。

心臓がドキドキする。


「じゃ…じゃぁ俺はこれで」

「あ!木崎君!」


私は急いで木崎君を呼び止めた。


「明日からは…学校行くから…」


私がそう言うと、木崎君はニッコリと笑って部屋を出て行った。

私は布団をギュッと握った。

この時、初めて気がついた。

自分が木崎君に恋をしていることを…
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