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一ヶ月、外の世界との縁を切っていると、大きく景色は変わっていた。肌寒さはなくなり、日向では汗ばむ時もあった。
「なんか、変な感じ・・・。」
それが僕の正直な気持ちだ。見慣れた景色が、まるで違って見える。
「なっ、外は良いもんだろ?」
リーグは、僕を連れだした事に得意げだ。
見上げれば、どこまでも青い空が続いている。草原から吹き下ろしてくる風も心地よい。
リーグはそれらを、まるで自分の仕業だと言わんばかりの顔だ。
「だね。」
「じゃ、いつものように行ってみるか?」
丘の上にある草原を指さした。
「うん。」
気持ちよさに、僕は素直に応えた。
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