大好きな人にふられたときに読むお話

私と隆介が出会ったのはクラブで、お互いお酒を飲んでいたのもあってすぐに意気投合した。それでそのままホテルに行った。それが私たちの始まり。

適当な感じがするでしょ?でも私たちは真剣に愛し合っていた、と思う。最初の頃は、隆介も、私のことを、愛してくれていた、はず。

でも出会ったその日に私を抱いてしまうような隆介は結局軽い男で、すぐに他の女と遊ぶようになった。私は少し嫌だったけど、私が一番愛されてるならそれでいいと思った。

時がたつにつれて隆介は私と会ってくれなくなって、私は寂しかったけど耐えた。私は隆介を愛しているから。あんたに無償の愛を注ぐつもりだったから。

久しぶりに隆介が会ってくれることになって、いつもに増しておしゃれをして隆介の家に行くと、別れ話。正直やってらんない。そりゃないでしょ。