「キス」




「良い男になりなさいよ」

アタシは笑った。

「はい」

コータがクスッと笑った。

「コータ可愛過ぎ!!」

抱き締めた腕に
アタシは力を込めた。

「うるせぇ!!こども扱いするなぁあ!!」

「こどもでしょ」

「うっせ―――」

「コータ」

コータが
アタシの腕の中で
アタシを見つめた。

上目遣い?
ヤバいよ、胸キュン。



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