甘い紅茶と苦い珈琲
放課後、部活のないあたしは、少しだけ教室でぼーっとグラウンドを眺めてた
「(あ、愛だ)」
隣にある体育館のグラウンドにつながる入り口に愛が見えた
「(もしかして、冨永を探してんのかな‥…)」
しばらくすると、愛は別の方を見て、顔を明るくさせると、その方向に小走りで向かった
「(‥んー、様子見に行こうかな…)」
なんとなく愛が心配になって、荷物を持って愛の元に向かった
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