大好きだょ
もしかしたら、あたしにとって辛く、悲しいものかもしれない。
でも、あたしはやっぱり龍が好きなんだ。
春哉にお礼を言い、店を後にした。
あたしは、龍にメールを打った。
『明日の午後、カフェで待ち合わせで。話したいことがあるから』
そう送った。ここにきてもまだ、メールという卑怯な手を使うのは電話をするのがコワいからかもしれない。でも、決心は固い。
明日で、すべてが分かってしまう。
その夜、何回も自分の中で自問自答を繰り返していた。

聞いて後悔しないの?

あたしは、本気で龍が好きなの?

あたしは、龍が大好きで信じてる。
あたしの賭けは、信じる・・・・・。
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