夢にで荘
「おかまにおかまって言って何が悪いんですか〜?」



雄輔の言葉に千夏が黙るはずも無く、更に声を荒げる。




まさかのループ




もううんざりだ。




「皆さ〜
朝から喧嘩なんて暑苦しいから辞めようや、もう8時過ぎたよ?」




私は柱に掛けられた時計を指差した。




只今、午前8時13分である。




「やっばい、遅刻する」




千夏は急いで2階に上がっていく。
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