先生とあたしのヒミツな生活♪


「先生」


家に帰ると先生は既に部屋着に着替えていて。

リビングのソファーでくつろいでいた。


ってかいつの間に荷物持って来たの?


「何だ」

振り向くことなく新聞に目を通す先生。


その後ろ姿は

なんとなく・・

なんとなくだけど


パパに似ているような。


「・・いえ、何でもないです」



本当は色々言ってやりたいことがあったのに。


何故かその後ろ姿を見ると何も言えなくなってしまった。



取り敢えずあたしも着替えなきゃ。


そう思ってリビングを出て部屋に向かう。


あたしったら一体どうしたの?


あんな後ろ姿・・

誰のだって同じじゃない。

たかが後ろ姿でしょ?


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