ヤンキー彼女 取扱い説明書

色を探すは忘れられた子ども

偶に顔を出す学校にあたしの居場所はない。

着いたのは10時過ぎ。当然授業中で生徒は居らず、あたしの足音だけが廊下に響いた。



「呉町…!」



ホラ始まった。



つかつかと歩み寄る教師。



「なんだその恰好は!!」

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