【 LOVERS 】
『繭!今日帰り遅いの?』
玄関で靴を履く繭を
追いかけ、声をかけると
「多分・・・9時には終わると
思うけど?」
と部屋を出ようとする繭に
『そう?今日休みだから
何か作っとくねっ。
あっ・・待って・・・・・・』
繭の腕を引き、Kissをする。
軽くと思っても・・・
「・・んっ・・・・・ハァ・・
稜・・遅刻するから」
と止められた。
『ごめん、行ってらっしゃい♪』
「行ってきます」
僕と繭は一緒に暮らすことになった。
期間限定1ヶ月の同棲・・・?
愛人生活。
1ヶ月間、部屋を借りた。
家具付きの1LDK。
キッチンの前に
広めのリビングと
寝室だけのシンプルな部屋。
家具はウォールナットカラー
で統一されていてセンスがある・・・
部屋を探す時、僕が困って
奈央さんに相談すると、
一緒に探してくれた。
実はここの家具、
樹さんが中国で製作して
この会社に卸してるんだとか、
その繋がりでここを
紹介してくれたわけだけど・・・
あの人いったい何なの?
敵うわけないよなぁ…
玄関で靴を履く繭を
追いかけ、声をかけると
「多分・・・9時には終わると
思うけど?」
と部屋を出ようとする繭に
『そう?今日休みだから
何か作っとくねっ。
あっ・・待って・・・・・・』
繭の腕を引き、Kissをする。
軽くと思っても・・・
「・・んっ・・・・・ハァ・・
稜・・遅刻するから」
と止められた。
『ごめん、行ってらっしゃい♪』
「行ってきます」
僕と繭は一緒に暮らすことになった。
期間限定1ヶ月の同棲・・・?
愛人生活。
1ヶ月間、部屋を借りた。
家具付きの1LDK。
キッチンの前に
広めのリビングと
寝室だけのシンプルな部屋。
家具はウォールナットカラー
で統一されていてセンスがある・・・
部屋を探す時、僕が困って
奈央さんに相談すると、
一緒に探してくれた。
実はここの家具、
樹さんが中国で製作して
この会社に卸してるんだとか、
その繋がりでここを
紹介してくれたわけだけど・・・
あの人いったい何なの?
敵うわけないよなぁ…