シンシア ( l )
打ち込み、焼くだけ焼いて被害を最小限に抑え、後にSWATが突入、鎮圧するという考えだった。 特例により、早く終息させようと即座にヘリが飛ばされる。

その頃ビル内では、早乙女(ヤクザの若頭)と関谷(刑事)が逢っていた。
「よっ」
早乙女が関谷の上がったお尻を触った。
「うお〜っ。 てっ、てめ〜、気安く触るなー、相変わらずキモイぜっ、お前っ!!」

「また再会したんだ。 まあまあ、少しは、落ち着けよっ、ナッ・・・・・・それにしても、この雰囲気、何か様子が、怪しいと思いませんか・・・・・・!?」
辺りを見ても気に成るものが、何一つも見当たらなかった。

エレベーターから代表で調査に行った人達が降りて来た。
中央近く迄、歩いて来る。
「さっきの騒がしかったのは、六階の渡り廊下が三つ爆破され、下に落ちたからみたいなんだ。 それ以外には、何も異常がなかったよっ!?」
みんながお互いに目を交わし合う。
< 29 / 47 >

この作品をシェア

pagetop