お兄ちゃんの気持ち
慌てて携帯を取り出すと、ディスプレイには知らない番号。
ひょっとして、椎名さんかも。
高鳴る胸を深呼吸をして落ち着かせてから、電話に出る。
「はい、浅野です」
『こんばんは。椎名です』
電話の向こうから聞こえて来たのは、お店で聞くのとは違う感じの椎名さんの声で。
どきどきしながらも声が震えないようにして答えるのに必死だった。
『もう帰宅したのかしら?』
「いや、今会社を出て傘を探していたところだったよ」
ゆっくり話がしたいから会社の中へ戻ろうか。
『あ、じゃあ今からお店へ来ない?今日お客さんが居ないからもう閉めたの』
そんな俺の気持ちが通じてしまったのか、お誘いを受けてしまった。
「え、いいの?もうお店閉めたなら…」
なんだか迷惑かけてしまうんじゃないかと考えるのは、普通のことで。
でも、会いたいという気持ちもかなり大きかった。
『うん。もし予定がなかったら…』
ひょっとして、椎名さんかも。
高鳴る胸を深呼吸をして落ち着かせてから、電話に出る。
「はい、浅野です」
『こんばんは。椎名です』
電話の向こうから聞こえて来たのは、お店で聞くのとは違う感じの椎名さんの声で。
どきどきしながらも声が震えないようにして答えるのに必死だった。
『もう帰宅したのかしら?』
「いや、今会社を出て傘を探していたところだったよ」
ゆっくり話がしたいから会社の中へ戻ろうか。
『あ、じゃあ今からお店へ来ない?今日お客さんが居ないからもう閉めたの』
そんな俺の気持ちが通じてしまったのか、お誘いを受けてしまった。
「え、いいの?もうお店閉めたなら…」
なんだか迷惑かけてしまうんじゃないかと考えるのは、普通のことで。
でも、会いたいという気持ちもかなり大きかった。
『うん。もし予定がなかったら…』