家族姫



着いた時にはもう2限目終わりかけだった。

あたしは授業が終わるまて廊下で待つ。



キーンコーカーンコーン



チャイムが鳴ったと同時に教室へ入った。

まだはげ山(畠山)がいる。

「ごら〜!!涼山ぁぁぁ!!
また遅刻かぁぁぁぁ!!!」

うるさい。
大声あげなくても聞こえるって…。


「来ないよりましだと思いますけど〜。はやく消えてくださーい。」


はげ山は少しビビりながら教室を後にした。


たく。クラスの連中もびびっりすぎだっつーの。



「ゆーみ!!!!おっはよ。
今日もかっこよかったじ」


話し掛けて来たのはこのクラスでの友達。


端 尚己


肌白でちょーかわいい娘。かなりなんかもてまくってるんだよ。



んでもうひとり。


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