胸きゅん彼氏
その日はいつもより寝癖が決まっている日だった。


まゆみ「おはよーありす。今日の髪型いつにもまして素敵ね」


フッと鼻で笑うこの美少女、山本 まゆみ。

高校に入ってからの親友だ。

ありす「自分が美少女だからって調子乗るなあッどうせあたしはっあたしはぁ…」


桃華「あー、まゆみちゃんがまたありすちゃんイジメてるー。ふふ。大丈夫?ありすちゃん。あれ?今日の髪型決まってるねッ」


このフワフワ~とした雰囲気の可愛い子ちゃんはまたもやあたしの親友の倉田 桃華だ。


てかどいつもこいつもあたしをバカにすんなーッ!


ありす「そうでしょ?素敵な髪型でしょ?あたしも凄く気に入ってるのっ!あひゃひゃ」


まゆみ「うわ。ありすが壊れてる。きもー」

いや、お前のせいだから。

桃華「うんっありすちゃん、素敵だよー」


そっか君、天然だったよね。


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