私があなたであなたが私!?
「源〜」
「へっ?あ、はい!」
私は突然名前を言われて
混乱したため
訳の分からない返事を
してしまった。
そのせいでまわりが
クスクスと笑ってるのが
分かった。
は、恥ずかしい…
私は身を縮めて
顔を真っ赤にした。
地味にしてれば
誰も気づかないのにな〜
もっと存在感を消さないと!
そうよ、千夏!!
あなたは亡霊!
私はそう思い込んで
存在感を消そうとした。
もはや一種の特技です!
それにしても今日は
すごく嫌な予感がする…
なんかこう邪気を感じる…
気のせいかな?