【長編】sadist and masochist love stories
「母さん、嬉しいわ。
湊司は、そんなにその子が好きなのね。」


「父さんも嬉しいなぁ。」

なんだよ、この夫婦。


「俺も嬉しいな。」


陽生まで....


はぁ。


疲れる。


てか、俺ってどう思われてんだよ。


そう思っても家族が好きだけどな。


じゃなきゃ、陽菜の申し出を断るわけないだろ?


別に、陽菜の弁当を食べたくないわけじゃない。


俺的には、ずっと陽菜と一緒だからって意味が含まれてるんだ。


理解してくれてるかな?


天然な陽菜には、無理かな?
< 145 / 221 >

この作品をシェア

pagetop