【長編】sadist and masochist love stories
「だって、母さんを独り占めできなくなりますからね。
だから、俺と湊司だけなんですよね。
父さん、俺らにも嫉妬するぐらい母さんが大好きですから。」
「えっ?
お母さんの方がお父さんを好きなんじゃないの?」
佐々木さんは、目を見開いた。
そっか。
料理とかみたら、そうだよね。
「それはないですよ。
父さんが母さんを好きで仕方ないんですよ。」
入る隙なんてないんだ。
わかったみたいだな。
「お父さんとお母さんってさ。
喧嘩しないの?」
「喧嘩しても父さん、拗ねちゃうから喧嘩にならないんですよ。」
「そっかー。
素はそうなんだ。」
「会社では、頼りがいがあるんですか?」
「うん。
みんなが尊敬しちゃうぐらい。」
「仕事ですしね。
素は、ダメダメっすよ。
たぶん、母さん以外は相手にできないと思いますよ。」
だから、俺と湊司だけなんですよね。
父さん、俺らにも嫉妬するぐらい母さんが大好きですから。」
「えっ?
お母さんの方がお父さんを好きなんじゃないの?」
佐々木さんは、目を見開いた。
そっか。
料理とかみたら、そうだよね。
「それはないですよ。
父さんが母さんを好きで仕方ないんですよ。」
入る隙なんてないんだ。
わかったみたいだな。
「お父さんとお母さんってさ。
喧嘩しないの?」
「喧嘩しても父さん、拗ねちゃうから喧嘩にならないんですよ。」
「そっかー。
素はそうなんだ。」
「会社では、頼りがいがあるんですか?」
「うん。
みんなが尊敬しちゃうぐらい。」
「仕事ですしね。
素は、ダメダメっすよ。
たぶん、母さん以外は相手にできないと思いますよ。」