【長編】sadist and masochist love stories
お互いに謝り、俺たちは、屋上に行った。


いつもは、結構何人かいるのになぜか誰もいなかった。


「俺.....
今でも、みなみが好きだ。
この気持ちは、ずっと変わらない自信がある。」


俺は、今の気持ちを言った。


「私も....
陽生が好きよ。」


嘘だろ?


「じゃあ....」


「けど、つき合えない。」

「えっ?
なんで?」


肩すかしをくらったみたいだ。


「さっきも言ったでしょ?」


「.....ドMが嫌って」


俺、ドMじゃないし。


「うん。
男らしくないから、嫌。」

「やっぱ、湊司がいいの?」


「やっぱって、何?」


みなみは、全くわかってないみたい。


「昨日、うちに来たんだって。
湊司に会いに来たって。」


嫉妬だよ。


「まぁ、行ったのは事実だけど....
湊司とは、そんなんじゃないし。」


みなみは、否定するけど信じられなかった。
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