【長編】sadist and masochist love stories
「だって、柚希が朝から湊司とイチャイチャしてるから.....」


「はぁ〜〜。」


母さんは、父さんの嫉妬に長いため息。


てか、おかしいだろ?


子供に嫉妬って。


しかも、反抗期をしそうな年頃に。


まあ、反抗はしてないけど。


「俺、そろそろ行くね?」

俺は、その場の空気に耐えきれず、早いけど学校へ行くことにした。


「は〜い。
行ってらっしゃーい。」


母さんは、暢気だ。


本当は、この後どうなるのかみたいのだが、野暮だろ?
< 8 / 221 >

この作品をシェア

pagetop