真夏の太陽
衣苺は一緒に準備を手伝い,マネージャーとしての仕事もこなす。
十座にとって,心強い存在だ。
「おはよう」
グラウンドに来たのは天寺だった。
「おはよう,天寺」
「おはよう,天寺くん」
挨拶を交わし,天寺も自分の支度をする。
スパイクに履き替え,帽子を被る。
そして,キャッチャーの防具を付ける。
「全員揃ったよ,十座」
「おぅ」
朝練開始の挨拶をする。
「お願いします!」
「「お願いします!」」