くろすおーばー・らぶすとーりー!
6 瞬間認識危険レベル
ここまで読み進めてきて、流石に気付いたことがある。
これはまさか、私の実体験?
高山氏と一時期ながら知り合い、そして彼女の恋の相談を受け持ったことはある。
それに今のケータイ小説は(さほど詳しいわけでもないが)実体験から書き起こしそれが実際に文庫化することもある…と聞き及んでいる。
まさか。
まさかの、まさか。
まっさかさま(現在私は混乱状況にあることをご理解いただきたい)。
「私が…、ケータイ小説の登場人物の一員になってしまった…ってこと?」
つまり導き出される結論はそれしかなくて。
まず色々考えるべきところがあった。
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