キ ミ イ ロ
「…他にって?」
「……えっ…、だから」
なんだ?
するとそのとき、早妃が言った。
「だから…、愁は涙とデートしたいって言いたいんでしょ?」
──・・・は?デート?
「…う、その……」
「なに?」
愁の頬が赤く染まっていくのが見えた。
「もうこの際言っちゃえば?」
と、またまた早妃。
ダメだ、話が読めない……
「ちょっ…、早妃!!」
んで、なぜか焦る愁。
「……全く話が読めないんだけど…」
「涙、たぶん夏休み中にわかるからっ!!」
と早妃。
──・・・真面目になんだ?