最高級の召使
次の朝は火照る私を冷やしてくれるように

一面の銀世界だった。


「きれい~~~」
昨日のことを祝ってくれる
そんな銀世界だった。


「楓さま…起きていらっしゃいますか?」


倉之助の声がした。


慌ててベットに潜り込む。


「学校に遅れますよ。
お父様もお母様も待っていらっしゃいます。」



「失礼いたします。」


倉之助が部屋に入ってきた。



ドキドキ・・・
朝からなんて幸せなの・・・



「楓さま?」

ベットの脇にひざまついた。
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