最高級の召使
と思ったら、タオルケットをかけた。




「今夜は帰ります。
その場の勢いに流されて
楓さまを抱くことはできません。
この決断をする私は
男として自分をほめてやります。」



ガーーーーン



「魅力がない?ローサのほうがいい?」



「そうじゃない。
気持ちの重さです。
必死に耐えてます。
その私に愛してって叫んでる
胸の先に触れたいって・・・・
もっと柔らかな肌に触れてみたいって!!
でもできません。
これは、私の大人のプライドです。」



そう言って
部屋から出て行った。



「逃げられた・・・・・」
私はつぶやいたら
おかしくなって笑った・・・・・





涙を流しながら・・・・・・・
笑う自分




「ばかみたい」
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