最高級の召使
「楓さま…じぃは心配で
仕方がありません……」


「なん?」


「もう少しおしとやかに
女性らしく……
ほら、言った先から、また…」


じぃは、私の脱いだソックスを
持ち上げて


やれやれ・・・・

そんな表情で

でも絶対やってくれる。



「楓さま…洗濯ものは
このカゴの中にいれるだけ……」



「うん、わかってるって~」

雑誌に夢中な私


じぃは いつまでもここにいると
信じ込んでいた。





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