最高級の召使
料理長が


「最近、楓さまが
どこの国のお嬢様か
わからなくなってきた。」と

メイドにぼやいていたとか。


メイドがケラケラ笑いながら
教えてくれた。



確かに鏡の中の私は
まったく違うものに変っていた。



そんな両親がやきもきして
しょっちゅう帰ってくる。



「楓・・・・
その髪の毛の色はなんだ?
その化粧は・・・いったい・・・
倉之助がいてくれたら
こんなことにはならなかったろうに…」


何にも知らないくせに


倉之助がここにいたら
私はもっと幸せだった……


どうして有栖川家に生まれて
一人娘なんだろう



私はどうして家を継ぐんだろう
いいじゃん…
家なんてどーでも……
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