最高級の召使
「冷たい?彼が?」
私にはわからなかった。



「ローサーは兄貴の恋人だ。
結婚まで決まっていたのに
兄貴はローサを捨てて
召使になったんだ。
病気のローサを捨てて……
俺は許さない……
アイツのやったこと……
ローサより召使を選んだんだ。」



「何かわけがあったのよ。」



感情的になってる要之助



「ローサは病気だった。
だからアイツは捨てたんだ。」



屋上でねっ転がって
空を見上げた。


「ローサかわいそうだった・・・」
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