年下彼女のご機嫌いかが??
第13章***REINA
やっぱり。



間違いなんかじゃなかった。



『妊娠してますね。……あなた、高校生??まぁ、どうなさるかはご家族や相手の方とよく相談して決めてください』



『はい……』



あたしのお腹には、



りゅうとの赤ちゃん。



『15歳ねぇ……』



先生はカルテを見ながらつぶやく。



慣れない病院での診察に加えて、



先生のなんだか冷たい視線に、



あたしは早く診察室から出たかった。
< 169 / 448 >

この作品をシェア

pagetop