年下彼女のご機嫌いかが??
『パパ、土日どっちか家にいる??』



夕食を終え、くつろいでいるパパに聞いてみたあたし。



『ん~~。土曜はゴルフだけど、日曜はいるよ。どうしてだい??』



パパは読んでいた新聞から、



そばにいるあたしに視線を向けた。



言わなきゃ…ね。



せっかく、りゅうが挨拶に来たい!!って言ってくれてるんだもん。



『……うんとね……彼氏がね、パパとママに挨拶したいんだって…だから…日曜に家に来てもらおうかと思うんだ…』



『か、彼氏っ…あの流星君か??……でも挨拶!?挨拶…って?』



『あ、うん…そう』



『挨拶ねぇ…なんだ?あらたまって、まっ、そっか…じゃあ、連れて来なさい…』



パパは動揺したのか、自分の顔を隠すように、新聞を大きく開きながら言った。



『分かった。じゃあ、りゅうに日曜って言っとくね!』
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