年下彼女のご機嫌いかが??
レイナには、レイナを思う家族がいるってこと。



俺と出会う前のレイナを俺は知らない。



ずっとずっとレイナの成長を喜び、見守ってきたのは、



ここにいるレイナの家族なんだよな。



俺だけのレイナにしたいだなんて、



全くバカみたいな自分勝手な考えだった。



『ゴメンね……あたしのお父さん、ホント愛想がなくて…もしかして、それで嫌な思いしたとか??』



ベットに座り、レイナが心配そうに、



俺の顔を覗き込む。



『違う……そんなんじゃねぇから……』



『でも……』



入り混じる様々な感情が、



俺の頭ん中をさらに混乱させる。



分かんねぇ……。



俺はどうするべきなんだ………??
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