年下彼女のご機嫌いかが??
学校まではダッシュで10分。



なんとかギリギリの時間に、



息を切らしながら校門に入ると、



『おはよっ!!エイト♪』



俺の姿を見つけて、駆け寄ってくる絵梨(えり)。



『よっ!絵梨も遅刻か??』



『違うよ。エイトを待ってたに決まってるでしょ!!』



絵梨は今付き合ってる俺の彼女。



『ふ~~ん。相変わらず、絵梨は俺のことが好きで好きで仕方ないんだなっ』



俺は、そう言いながら、ニヤリと笑った。



『んもぅ~エイトのバカぁ~』



絵梨は顔を赤らめながら、俺を見上げる。



そして2人で肩を並べて歩き、校舎へ入った。


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