年下彼女のご機嫌いかが??
第25章***EITO
………なんでだよ。



どうしてやっぱ泣いてんだよ。



もしかしたらって思って、



リビングへ行くと、



微かに震えてる姉ちゃんの肩。



俺の思った通りじゃん。



『やっぱ……泣いてんじゃんか……』



俺の言葉に、



『……んなわけ……ないじゃん…』



無理に強気に振舞おうとする姉ちゃん。



俺が顔を覗き込んだら、



潤んだ目は、さっと俺から視線を外した。
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