年下彼女のご機嫌いかが??
第35章***REINA
『お母さん、ただいまぁ』



元気良く帰って来たのは、嶺雅。



『おかえり。嶺雅』



『エイト兄ちゃん、ありがとうって言ってたよ』



『そう。よかったぁ』



今年のバレンタイン。



はりきって作りすぎたチョコレートクッキー。



まぁ、頭の片隅にはエイトの分も…って思ってはいたけどね。



りゅうは甘いものがあまり好きなほうではないから、



チョコレートよりもクッキーってね、



それは毎年お決まりなんだ。



『ねぇ、お母さん??』



台所で夕ご飯の支度をするあたしのそばに来た嶺雅。



『ん??』



『エイト兄ちゃんって、ずっと、中学の頃に好きだった女の子のことを忘れられなくて彼女を作んないんだってね?知ってた??』
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