年下彼女のご機嫌いかが??
『レイナ…マジで愛してる…。最高に嬉しいよ』



『あたしも……』



俺は嬉しさのあまり、



レイナを抱き寄せ、そんな言葉とキスをした。



『……っ…』



レイナを抱きしめながら、



いつも以上に高ぶった気分になる俺。



やべっ…止まんなくなりそう……。



このままキスしてたら、レイナを抱きたくなるよな。



そんなことが頭をよぎる俺の近くで聞こえる大きなため息。



『お父さんとお母さん、仲良すぎ!!僕がここにいること、忘れてない??』



嶺雅の声に我に返った。



もしかして、ずっと見られてた??



『嶺雅っ』



レイナも慌てて、冷静さを取り戻そうとする。



『お父さん、僕、お兄ちゃんになるの?』



嶺雅は意外と落ち着いた感じで、



嬉しそうに、俺とレイナに向かって笑顔を見せた。



『ああ!!そうだよ!!お母さんのお腹には赤ちゃんがいるんだって』



『僕、弟がいいなっ』



『あたしは女の子がいいなぁ』



嶺雅は愛しそうにして、レイナのお腹を見つめていた。

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