年下彼女のご機嫌いかが??
たどり着いた小さなカフェ。



いつもの席に座っているりゅうを見つける。



遠くからでも、りゅうはすぐ分かる。



なんでかな??



他の人がいても、りゅうを見つけるのは簡単なんだ。



一人、座ってコーヒーを飲むりゅうに、思わず見とれちゃう。



整った顔立ちはまさにイケメン。



これだけ、カッコイイからね。



確かに最初はりゅうの見かけから好きになったかもしれない。



一度見かけたら、また会いたくなって、



まだ付き合う前は、



朝の駅のホームでりゅうを見つけるのが、



いつの間にか、あたしの朝の楽しみになっていたんだ。



会えたらラッキー。



会えないその日は寂しくて。



そんな日が今となっては懐かしい。



そして今、こうして、りゅうの彼女でいられることが、



あたしには何より嬉しいんだ。

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