【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
10時過ぎに貴子さんは帰って行った。




奈都ちゃん洗濯物は乾燥機に入れたからね。




いつもありがとう貴子さん。




琢哉さんが、『貴子さんにはお礼しないと不味いよな。



お寿司までおもってもらったし。』




そうだね。




お金は受け取ってくれないからどうしようかな?




叔母さんの珠稀さんが、「琢哉私たちこっちに住もうか?」




『お袋何言い出すんだよ。』




「前から父さんと言ってたのよ。



会社は楓と楓の婿に譲ったし、向こうに未練はないの。



父さんの体も安定してきたし、琢哉私たち本気だから考えて見て。



奈都ちゃん一人では無理だよ。」




「珠稀さんありがとう。嬉しいです。



もし良ければこの家で一緒に暮らしませんか?



私の両親は暫く帰って来ませんし。」




「奈都ちゃんありがとう。」






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