【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
夜中に目を覚ました私は五つ子の様子を見に行くと、



珠稀さんのメモがあった、《オムツは変えミルクも飲ませたから、



奈都ちゃんたまにはぐっすり眠りなさい。》





珠稀さんありがとう。





琢哉さんの寝てるベットに途中で入ると、




琢哉さん起こしちゃうから、ここで寝ようと又ソフィアで眠った。




そんな私の様子を琢哉さんがずっと見ていたなんて知らなかった。




お互いを思う優しさが、お互いの距離を作ってしまったなんて、




私には分からなかった。




私はただ琢哉さんが好き。



私は琢哉さんの他に好きになる人なんて、




今もこの先も絶対ない。




でもどうしてか琢哉さんにはうまく伝わらない。




どうしてなんだろう。




こんなに琢哉さんを愛しているのに。







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